現場監督のDIY

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🎨 Step⑦ 仕上がりチェックと補修方法|ムラや垂れの直し方を解説

塗装テキストー現場監督のDIY

📝 概要

塗装が完了したら、最後に「仕上がりチェック」と「補修」で仕上げの精度を高めましょう。
この記事では、よくある塗装ミス(ムラ・垂れ・剥がれなど)のチェックポイントと、簡単な補修の方法をわかりやすく解説します。


✅ 仕上がりのチェックポイント

チェック項目 確認内容
色ムラ 光を当てながら角度を変えて確認
塗料の垂れ・たまり 壁面や縁部分に厚くなっていないか
塗膜の剥がれ・浮き 指で軽くなぞってみて異常がないか
刷毛やローラー跡 表面に縞模様や段差が出ていないか

🧰 よくある失敗とその補修方法

① ムラになっている場合

  • 原因:塗り重ね不足/乾燥不十分/塗料の希釈ミス

  • 補修手順
     1. 表面を#400前後のサンドペーパーで軽く研磨
     2. 同じ塗料を薄めに重ね塗り
     3. 自然乾燥(急がない)


② 垂れてしまった場合

  • 原因:塗りすぎ/筆圧が強い/一度に厚塗り

  • 補修手順
     1. 完全乾燥後、垂れた部分を削る(ペーパー or カッター)
     2. 軽くならして再塗装
     3. 必ず薄く、2回に分けて塗る


③ 表面がざらついている場合

  • 原因:ホコリ混入/道具の毛羽立ち/気泡の発生

  • 補修手順
     1. サンドペーパー(#800)で表面を研磨
     2. ダスト除去後、上塗りまたはニス塗りで仕上げ


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