現場監督のDIY

現役現場監督の通称`かわちゃん`です!初心者DIYから専門知識まで何でもござれ(^^)

🎨 Step④ 下塗り(プライマー)の役割と選び方|密着力UPのコツ

 

塗装テキストー現場監督のDIY

📝 概要

塗装の仕上がりと耐久性を高めるためには、「下塗り=プライマー」が欠かせません。
この記事では、プライマーの役割や種類、選び方、塗布の手順を初心者向けにわかりやすく解説します。


✅ プライマーの役割とは?

  • 密着性の向上:塗料と素材を強力に密着させ、塗装の剥がれを防ぐ

  • 下地の吸収を抑える:吸い込みムラを防ぎ、仕上がりを均一にする

  • 防錆効果:金属素材ではサビの発生を防ぐ

  • 下地調整:ざらついた面を滑らかにし、上塗りのノリを良くする


🧰 プライマーの種類と選び方

種類 特徴 適した素材
水性プライマー 臭いが少なく室内向き。初心者も扱いやすい 木材・石膏ボードなど
油性プライマー 密着力が高く耐久性◎ 金属・塩ビ・古い塗装面など
防錆プライマー サビ防止成分入り 鉄部・屋外金属
多用途プライマー 幅広く対応できる万能型 異素材や不明な下地に最適

🛠 プライマー塗布の基本ステップ

  1. 下地の清掃
     → ホコリ・油・カビを拭き取り、乾燥させる

  2. 軽くサンディング
     → 表面を整え、密着性UP(#180〜#240程度のペーパー)

  3. プライマー塗布
     → ローラー・刷毛・スプレーなどで均一に塗る

  4. 乾燥

     → 製品の指示に従ってしっかり乾かす(1〜3時間程度が目安)


🛒 DIYにおすすめのプライマー3選

アサヒペン 水性多用途下塗り剤

 


② カンペハピオ 油性密着プライマー

 


アトムハウスペイント 鉄部・建材用 防錆プライマー

 


⚠️ よくある失敗と対策

失敗例 原因 対策
塗装がすぐ剥がれる 下塗りなし or プライマー不適合 素材に合ったプライマーを必ず塗布
ムラができる 下地が吸い込みやすい 吸い込み止めに下塗りを丁寧に
塗料が浮く・はじく 汚れ残り or 油分 塗布前に中性洗剤+乾燥で完全除去

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